【試験攻略】受験して分かった!ITパストート合格に向けての対策と注意点

資格対策

みなさんこんにちは、ちょめパパです。

先日、ITパスポート試験を受験してきました。

結果は・・・無事合格(ほっ)
※採点結果は一番下のまとめに掲載しています。

ただし、自分が予想していたよりも点数は良いものではありませんでした。

そこで、私が行ってきた試験対策と、実際に試験を受けてみての感想を交えながら、今後ITパスポート試験を受験しようと考えている方のために記事にまとめてみました。本記事がみなさんの受験に少しでもお役に立てられれば幸いです。

大丈夫、ここは【あなたの自習室】です。しっかり対策して1発合格を目指しましょう!

1.そもそもITパスポートってどんな資格?

ITパスポートはITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験

通称iパス(アイパス)。ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験になります。

すごい、ITパスポートって国家資格なんですね(私は知らずに受けてました・・・汗)

ちなみに、IT(Informaition technology-インフォメーション・テクノロジー)とはインターネットなどの通信とコンピュータとを駆使する情報技術を指します。ITは私たちの社会の隅々まで深く浸透し、どのようなビジネスにおいても切っても切り離せない存在となっています。

つまり、IT関連の仕事をしている方や、そういった分野の仕事に就きたい方に限らず、誰もが身に付けておくべき知識というわけですね。

2.試験概要

試験方法:CBT(Computer Based Testing)方式

・コンピュータを使っての試験方式になります。ただし、身体の不自由等によりCBT方式で受験できない方でも、年2回のみですが筆記による試験を受けられるそうです。

試験時間:120分(2時間)

・腕時計などの持ち込みは禁止ですが、パソコンの画面上に残り時間が表示されていますので困ることはありませんでした。問題を早く解き終えた方は途中退席可能です。私の場合は残り20分を残して退席しましたが、早い人は残り30分前には退席している方も見受けられました。

出題数:100問

・1問1分ペースでいけば私のように残り20分程度は残るイメージですね。これから過去問等を解いていけば分かるかと思いますが、解ける問題であれば15~30秒で解けると思います。慌てずに落ち着いて解いていきましょう。

出題形式:四肢択一問題

・みなさんも一度はやったことのある4択問題ですね(例:次の文章の答えを下のア~エの中から選べみたいな)パソコンの画面上には1問ずつしか表示されず、自分で次の問題に進む操作をするため、筆記試験のように答えを違う解答欄に書くという間違えはしないと思いますが、後半になるにつれて集中力も落ちてきますので、自分が正解だと思う箇所に選択(パソコン操作)されているかしっかり確認してから次の問題に進むようにしましょう。

出題分野:ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の3分野
  • ストラテジ系(経営全般):35問程度
  • マネジメント系(IT管理):20問程度
  • テクノロジ系:(IT技術):45問程度
合格基準

・総合評価点600点以上であり、かつ分野別評価点も300点以上であること

・各分野1000点満点で構成されており、各分野で一定の点数を取る必要があります。ですので苦手分野を作らず3つの分野を満遍なく学習する必要があります。

【総合評価点】
600点以上/1000点満(総合評価の満点)

【分野別評価点】
・ストラテジ系:300点以上/1000点(分野別評価の満点)
・マネジメント系:300点以上/1000点(分野別評価の満点)
・テクノロジ系:300点以上/1000点(分野別評価の満点)

参考資料:【ITパスポート】 情報推進機構https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html

3.学習方法

・私の学習方法は以下の通りです。

  1. 市販のテキストをとりあえず1周ざっと読む
  2. テキスト中にある小問を解きながらもう1周
  3. 過去3年分の過去問を2~3周
  4. スキマ時間を利用してスマホで問題を解く

私が実際に使用したテキストはこちらです。

こちらのテキストの良い所は、イラストが随所に記載されており、覚えにくい単語などもイラストと一緒に覚えることで記憶に定着しやすくなっている点です。ITパスポートでは『CSR』や『BPM』など、アルファベット表記で覚える単語が数多くあります。単語のみで覚えようとすると苦労しますので、イラストを多めに載せてくれていたこのテキストには助けられました。

また、本テキストのもう1つの良い所は専用のアプリをダウンロードして『いつでも・どこでも』問題を解くことが出来る点です。テキスト内に記載してあるURL(またはQRコード)を読み込むだけでスマホに専用のアプリをダウンロードすることが出来ます。
※ダウンロードする際に認証パスワードが必要です(こちらもテキスト内に記載してあります)

私はちょっとしたスキマ時間や仕事場での休憩中、電車での移動中など、ヒマさえあればスマホで問題を解いていました。

ITパスポートのテキストはどこの書店でも割と取り扱っているかと思いますので、実際にご自身の目で見て、自分に合ったテキストを選ぶと良いかもしれませんね。

4.【参考】勉強時間・手ごたえの目安

あくまで参考程度に、勉強期間は1ヵ月ちょっと。正確ではありませんが、スキマ時間等も合わせれば1日1~3時間だったと思います。私の受験前日の力量で言いますと、過去3年分の過去問については90点前後をアベレージで取れるようにはなっていました。

しかし、実際にはテキストの内容については70%程度の理解だったと思います。過去問の点数だけを見て無意識のうちに安心していたんですね。自分の中では得意だと思っていたストラテジ系も本番では1番点数が低かったです・・・。一応、上記の実力程度でも合格できないことはないと思いますが、試験の日程については自分の都合の良い日に予約できますので、みなさんの場合は出来るだけテキスト内の内容全てを覚えるつもりで余裕を持った学習計画を立ててから、万全の態勢で臨まれた方が賢明かと思います。

5.本番で分からない問題がきた時の対処法

結局はテキストの内容を満遍なく覚えるに越したことはありませんが、それでも本番で分からない問題がくる時もあるでしょう。そういう時には消去法で解いてみると、意外と正解を導き出せることも少なくありません。なぜなら、正解は分からずとも4択のうち3択は自分の知っている知識が含まれてることがあるからです。

実際に私も本番で分からない問題には消去法で解いてみて正解を導き出せた、あるいは正解の1つに辿り着けなくても2択に絞ることが出来た問題もありました。分からない問題だからといって
適当に答えを選ばず、まずは落ち着いて4択の中に自分の知っている内容が含まれていないか確認するようにしてください。

決して正攻法とは言えないのかもしれませんが、知っておいて損はないと思います。
分からなかった問題については、合格した後にゆっくり家で復習すれば良いだけの話ですからね。

6.まとめ

いかがだったでしょうか。ITパスポート試験は決して合格が難しい試験ではありません。2人に1人は合格する試験です。それでも、ある程度の学習時間が必要であるのは確かです。私は今回の試験をどこか甘く見ていた部分がありました。過去問練習での点数もそうですが、ネットの書き込み等を見ると『難しい』といったワードを見かけることが少なかったからです。

今後受験を検討されている皆さんは、そういった情報に流されず、しっかりと試験対策をした上で本番に臨まれてください。良い結果をお祈りいたします。

↓今回の私の試験結果です↓

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